8 月 04

おひさしぶりです。TOSHIです。

6月より旅館が在る南禅寺参道に面した庭園レストランの改装を行っており、7月16日よりリニューアルオープンいたしました。

縁側をコンセプトにした開放的な外観。
落ち着きにある和の空間。

今回の改装のメインは

昔ながらの景色を大切にし京都の代表的な庭師「植治」の庭園に面した野外の床席の増築とリニューアルす。

それに合わせて、館内もリノベーションされています。

縁側をコンセプトとした床席に続くテーブル席
歌舞伎の寄席に倣ったしつらい。植治の庭園に面した御座敷
植治の庭園に面した御座敷
植治の庭園に面した御座敷
ライトアップされた庭園に面した床席
ライトアップされた庭園に面した床席
縁側をコンセプトとしたテラス席
縁側をコンセプトとしたテラス席

お昼は南禅寺名物の湯豆腐と季節の京懐石弁当などをご用意しております。

ご宿泊の際は是非、ライトアップされた庭園を眺めながら京料理をお楽しみください。

8月24,25日は追加改装の予定です。ご迷惑をおかけいたします。

5 月 30

お久しぶりです!関です。

 先日、信楽焼の釜焼きの見学させて貰いに仕事終わり次第に、八千代旅館仕入れ車通称(ヤチバン)に揺られ滋賀県信楽に行って来ました。通常は一年に決まった日に始まるこの作業を関係者以外には一切立ち入れないのですが、見学そして薪入れまでも体験させて頂きました。
 

何故この様な体験が出来たのかといいますと、当館の本道料理長が信楽焼の窯元一辺陶の中村先生とお知り合いでご好意に甘えさせて頂きました。
 
 八千代旅館でも懐石料理の器に信楽焼は多くあります。僕は職人さんが物作りをしてうらいる作業や姿を観るのが好きなのでこの器達の出来る姿を体感出来るのは嬉しい限りです。
 
 しかし、百聞は意一見にしかずで本当に驚きでした。なんといっても先人の知恵が…。

 信楽焼の釜の特徴は、登り釜と言って段々と釜が連なっており、一番上に機関車の様な煙突があります。今となっては時計があり正確に時間がわかりますが昔の職人さんはこの煙突の火柱をみて釜の温度(1300~1400℃)見分けていたそうです。

 信楽は、付近の丘陵から良質の陶土がでる土地柄で、伝統的な技術によって今日に伝えられて、日本六古窯のひとつに数えられているそうです。
 信楽は、奈良、山城などの畿内と東海地方とを結ぶ交通路で,茶湯のが盛んな京、奈良に近いことで発展した大きな要因と考えられていて焼き物に良好な陶土が豊富にだった様です。
 信楽焼の焼かれた甲賀地域(滋賀県最南部)は、伊賀地域(三重県)と隣接し、そのため信楽焼と伊賀焼は雰囲気がよく似ているといわれるそうですが、これは同じ古琵琶湖層の粘土層を利用しているためで、「古信楽」と呼ばれる信楽特有の土味を発揮して、素朴であたたかい情感はこの古琵琶湖層の粘土にある。徳川時代には幕府直轄領として、代官所がおかれるなど保護されて現代に脈々と続いているようです。

 職人さんが語ってくれました。
「土からこねて釜に入れて焼き一週間仕上がりを待っていい作品は子供のようにかわいい。」とおっしゃっていました。

 僕らにとって信楽焼の器ですけど職人さんには一つ一つが作品でありとても粗末には扱えないと思いました。
 本当にいい経験がでしました。一辺陶の皆さんありがとうございました。

5 月 05

Toshiこと中西敏之です。

GWも本日をもって終了です。今年も多くのお客様にお越しいただいて、楽しいGWでした。

繁忙期だけに至らない事も多々あったと存じますが、またのお越しをお待ちしております。

そんな大渋滞のGWでしたが、その間、とても面白く興味深いニュースがありました。

日本ではまだまだなじみがない「Fcebook」から新しいシステムが生まれた話です。

「いいね。」ボタンと呼ばれるものです。海外では「like」button。

実際は10日ほど前からニュースになっていて、SNSは以前より外国人への情報発信、共有には

上に魅力的なツールなので試したいなと思っていましたが、やっとその時が来た!!とという感じです。

早速、八千代が運営しているWEBサイトすべてに実装しました。ついでにツイッターも。。

最近のWEBは革新してます。もうぜんぜんついいけないのですが、新たなつながりは旅館業の醍醐味です。

しかっり取り組みます。

Like ボタンを設置するために必要なコードは以下のページで取得できました。

- Like Button - Facebook開発者
http://developers.facebook.com/docs/reference/plugins/like

10 月 03

ミシュランガイド 京都・大阪版を楽しみにしているToshiです。

ミシュランガイドに掲載され海外のお客様に満足してもらえる「RYOKAN」とはどんな「旅館」なのか?

今回のミシュランガイド京都・大阪は日本での出版がメインなので選考も日本人向けで老舗の高級料理屋に★★★が付くのが予想です。もし旅館でも★が付くとしても基準は日本人だと思うので、八千代が取り組んでいる海外のお客様に対するサービスとは今の段階では方向性が違いそうです。★や選考も注目ですが今回のミシュランガイドの出版によりミシュランジャポンやその他海外の旅行本で「RYOKAN」のカテゴリーができるきっかけになればと思います。

現在はミシュラン君マークのみの評価基準ですので。

ミシュランジャポン Michelin Japon

http://books.google.co.jp/books?id=LsQhfGIK0TUC&pg=PA303&dq=Michelin+yachiyo&lr=&as_brr=3#v=onepage&q=&f=false

本題の前に簡単に八千代の外国人のお客様の歴史を紹介します。

八千代には1964年の東京オリンピックの頃より多くの海外のお客様にご宿泊いただいております。その頃はまだまだセキュリティー関係も厳しくなかったのかベルギー現国王陛下など多くの国賓もお泊りになっていました。最近は国賓クラスのお客様は貸切以外ではなかなか宿泊が難しいのが現状です。その頃より信頼ある日本人のお得意さまのご紹介や各国大使館や外務省筋からの招待客で「日本文化」や「旅館」を知っている”通”なお客様などがほとんどでした。その後2000年に入り、インターネットの普及をきっかけに世界中のお客様に簡単に「旅館」を紹介できるようになり、その反響はとても大きく、今では世界80カ国以上の国からお客様がお越しになります。

インターネットのおかげで世界中から簡単に予約して「旅館」に泊まりに来ます。そんなお客様の中には日本の「HOTEL」「INN」イコール「RYOKAN」という認識で「旅館」のしつらいや日本の習慣が理解できなく、満足してもらえない事もたくさんありました。この10年で八千代が海外のお客様に対して改善したサービスは山ほどありますがその中でも一番苦労したのは食事についてでした。

食事は京都の老舗「旅館」にとってはメインイベントです。異国の地で一流の郷土料理を個室や昔ながらの雰囲気で楽しめる空間は「旅館」以外にはなかなかありません。

しかし、フランスTV5の旅館の紹介する撮影でフランスの有名な料理評論家の方と打ち合わせをしてる際、食事の撮影の段取りを説明したところ、

「今回の撮影は部屋とお庭だけでお願いします。あとおすすめの料理屋はありますか。」といわれ、

私は「旅館での滞在の中で夕食は日本人にとってメインイベントです。是非、お部屋で料理を楽しむシーンを撮ってください。」と依頼したところ、

彼女は「HOTELは泊まるところで、食事を楽しむところではないわ。」とサラっと言いました。

彼女曰く、海外では一流のホテルに泊まってディナーは別のレストランで楽しむのが当たり前らしく、たまたまかもしれませんが彼女は「旅館」でどんな夕食が用意されるかも知りませんでした。私はすぐに八千代で用意している京料理の写真や献立を見せ、「旅館」の楽しみ方を伝えました。彼女は「旅館」スタイルに関心を持ち、お部屋で撮影に料理を楽しむシーンとお布団を敷くシーンを採用してくれ、とても満足してくれました。

やっぱり世界は広い!習慣や文化の違いは当たり前。それを誰がどう伝えるかが問題だと思います。 現状でまだまだ多くの海外のお客様は「旅館」での夕食についての知識や関心が乏しくWEBなどで受け入れやすい状況を作れば、ホテル感覚で予約されるケースも増え、結果的には「旅館」のスタイルの維持が困難になります。

八千代のホームページの英語サイトでは京料理の歴史や楽しみ方、献立の説明などを詳しく掲載しています。またお部屋にも詳しいメニューブックを用意し現在では、四季の献立や寿司、肉料理、天婦羅を含む外国人特別献立「YACHIYO COURSE」、ベジタリアンや宗教上の制限に対応した、精進献立や日本の伝統料理、すき焼き、しゃぶしゃぶなどを写真を文章で紹介しています。

特に海外のお客様は日本のお客様に比べ、平均で2,8泊ほど滞在されますので、具体的な夕食のバリエーションを写真でご紹介することにより「夕食」がメインイベントである「旅館」のスタイルを伝えています。

料理の説明 http://kyoto-ryokan.co.jp/japanese-cuisine.html

結局は八千代が目指す「RYOKAN」は昔ながらの「旅館」となんら変わりませんが、このような経験は私たちに八千代の原点を思い出さしてくれます。日本人のお客様にも是非、楽しんでもらいたい「旅館」の「おもてなし」です。

次回に続く。。

6 月 03

お久しぶりです!
最近は外でマスク姿の人達も少なくなって来ましてホッとしている。関です。
本当に今回の事態は自分自身の生活の中でも大きな影響がありました。

さて、暗い話は置いときましてもう気が付けば6月になりました。そうです衣替えの時期です。
学生生活の時には制服も夏服に変わったりしますが、八千代の客室も衣替えします。夏のしつらいに…。

まずはこちら夏仕度前の夕霧の間です。

 去年も作業して要領は分っていたので早く終わると思っていましたが・・・やはり半日掛かってしまいました。

 まず去年の9月から八千代の蔵の中にしまってある(あじろ)と呼ばれるゴザを蔵から出し天日干しから始まりです。あじろは京都の夏の湿気を吸い湿度を下げる役割があり、畳の上に敷きます。

最初にタオルで隅々まで水拭きをして乾かします。作業をした5月31日の気温は28℃(晴天)で正に衣替え日和でした。

今まで乾ききっていた(あじろ)も水拭きを続けると葦が水分を含んできて太陽に反射して光ってきます。

 すべてのあじろを拭き乾かした後は、toshiさんと僕の連携プレーで本館8部屋の畳の上にあじろを敷き、襖を外し御簾を垂れ下げれば夏の大まかな部屋のしつらえは完成します。                                  

僕は、夏のしつらえを施した部屋の雰囲気は京都の旅館で働いているなぁと実感する光景で大好きです。

そして!こちらが完成した夕霧の間です。涼しげですよね!

 京都の夏は蒸し暑く嫌煙されがちですが夏の日差しに照らされた青々した緑の庭、観光名所もあまり人手も少ないのでゆっくりと見学出来ると思います。おすすめです!

 最後に八千代の御食事所・青龍亭も湯豆腐、・京懐石弁当のほかにも、夏季限定もおぼろ豆腐も始まりましたので召し上がりにいらして下さい。一足早い初夏の京都もいいですよ!

5 月 08

伝統産業マニアのTOSHIです。

南禅寺,八千代,旅館には年間を通して海外のお客様がたくさん、お越しになります。
お客様の中には世界各国の有名な、学者やアーティスト、企業人、国賓の方々も八千代での滞在を楽しんでおられます。
そんなVIPのお客様にも満足して頂ける空間をご用意し続けてきた当館ですが、昔ながらの建物なので、特に海外のお客様には何かと不便なこともあました。
不便なこととは、もっとも多いリクエストはベッドです。海外のお客様はやはり日本の布団にはなじみにくいようです。しかし旅館は旅の疲れを癒す場です。このリクエストの解決は必須であり、今後、日本の旅館の大きな課題でしょう。
私も布団では寝ていません。。。
しかし当館のような数奇屋にはなかなかベッドは設置できません。また現在の旅館多くは管理やコストの関係で布団を業者とのリースで借りているのが現状です。当館も昔はそうでした。
現在は当館の特別室の布団は3層からなる高さが20センチ以上の当館だけのこだわりの寝具をご用意しています。
また本館一般客室にも1層からなるオリジナルの寝具をご用意し、リクエストにより、マットレスをご用意しております。
お部屋にお布団をご用意する時のお客様の驚きと、喜びの笑顔が多くなり、とてもうれしいです。
先日、お越しいただいたフランスの有名な漫画家のお客様にも喜んでいただけました。
お礼にまさかのイラストを頂きました。
ジブリファンの僕には宝物です。
まもなく発表される新「とま郎」の選考にいまから提出できたらなと思っています。(笑)
4 月 25

Toshiです。

南禅寺はもう新緑が綺麗です。

今年は桜の季節が長く続いたので

多くのお客様がお越しになりました。

今年もリニューアルした庭園露天風呂客室「菊」からのインクラインの桜の景色は

最高に綺麗でした。

竹林と桜のコントラストが綺麗です。

八千代塀伝いにインクライインの桜並木が綺麗です。

菊より臨む「植治の庭」にも桜吹雪が舞って、幽玄な雰囲気でした。

今年も多くのお客様に楽しんでいただきました。

今年は庭園露天風呂客室「菊」は早い時期にご予約が埋まってしまい

八千代ブログでなかなか紹介できませんでした。

来年は是非、ご予約の程、お待ちしております。

ちなみに現在は新緑がとても美しいです。

空室状況はこちらより

2 月 28

Toshiです。

もう3月、京都の冬もあとわずかです。

卒業旅行や京都旅行でお越しいただいているお客様、誠にありがとうございます。

いよいよ3月より旅館八千代ではレンタルサイクルの貸し出しを始めます。

そろそろ京都も暖かくなる季節です。3月は多くのイベントも開催され、自転車で観光ができるおすすめの観光シーズンです。

京都はそれほど大きな都市ではありませんが、大きく分けて西の嵐山、東の東山に名所が沢山あります。昔は、バスしか交通手段がなかったのですが、今はこのの名所を結ぶ地下鉄東西線ができ、とても便利になりました。その地下鉄も八千代の最寄駅「蹴上」より嵐山方面の終点「太秦天神川」までは10kmほど、20分でいけるようになりました。

東山文化ゾーンは平安神宮を中心に、清水寺、南禅寺三門、永観堂、無燐庵、高台寺、青蓮院、八坂神社、銀閣寺、哲学の道、知恩院,円山公園、祇園など、

旅館八千代の周辺の岡崎文化ゾーンは、平安神宮、永観堂、インクラインを中心に近代美術館、市立美術館や個人蔵の美術館などが沢山あり、昔ながらの東山にある宿は四季を通じて京の歴史と文化に包まれて、自転車で20分以内で回れるコースです。

これから行楽シーズン、公共機関や車での移動は意外と時間が掛かります。

是非、自転車で京都の観光を楽しみましょう。

町の真ん中・地下鉄三条にあるレンタサイクル永原屋茂八

http://nagahaya.web.fc2.com/index.html

京都の旅館 南禅寺・八千代

2 月 06

毎日、バタバタ忙しいTOSHIです。

当館には1年を通して多くの海外のお客様がお越しになります。

現在、八千代はインターナショナルな宿泊施設に倣って完全に食泊分離を実践しております。

(客室の単価と夕食、朝食の単価を明記しています)

そんな中、昨年より世界的な不景気な気分と円高(ドルで2割、ユーロで3割強)で日本の旅館は割高になっています。

1年前だと欧州からのお客様が起こしなる際、1泊2食プランで1名様25000円がユーロ換算だと16000円ぐらいでした。現在は21000円ぐらいになります。

この価格差は宿泊施設にとっては大きな問題です。

なぜなら八千代の25000円の宿泊費の場合夕食の京料理のコースは外国人様には9660円のコースご用意しており(朝食は2100円)

宿泊費用の内訳の約40%超になります。(昨今の国内食の安全性やブランド化に伴い)長期で日本に滞在されるお客様にとっては大きな出費です。

そうです!!昨年よりの円高によりお客様は老舗旅館の醍醐味の夕食の予算が吹っ飛んでしまったのです。

やはり海外のお客様に日本料理を体験してもらうことに精進してきた私たちにとっては大きな問題になっています。

現在も多くのお客様がお越しになっていますがほとんどが夕食をたべません。

かといって外食にいかれてもでも外国人が慣れしたしんでいる洋食は日本では逆に高価です。(イタリアンやフレンチ)そのためにコンビニの御飯を買っている方や、MACの袋を持っている方が増えてきました。

日本という国の”食”は様々な水準が高いがゆえに世界でも随一の高価なのです。

海外のお客様に喜んで頂ける高級食材ばかりでない日本料理を考えないといけなさそうです。

ちなみに現在、海外のお客様に人気の裏メニューは「すきやき」です。通常は7350円でご用意するのですが

海外のお客様は上質な霜降りの肉よりも赤みの弾力があるしっかりした牛肉が好みですので4830円で特別にご用意しております。

今後もよりよいサービスができるようにしなければ!

京都の旅館 南禅寺・八千代

1 月 03

TOSHIです。

あけましておめでとうございます。

今年も元旦から多くのお客様にお越しいただき、誠にありがとうございます。

お正月のしつらいといえば門松。

餅花(もちばな)とは、正月とくに小正月に、ヌルデ・エノキ・ヤナギなどの木に小さく切った餅や団子をさして飾ります。

お正月はやはり忙しいのですが、秋の行楽シーズンみたいにみんなスケジュールに追われて

足早という感じではなく、ゆっくりくつろいでいただけるので旅館の雰囲気はまったりしています。

京都の行楽シーズンは朝昼晩とイベントがあるのでお客様も大忙しです。

今月の京都は世間的にはシーズンオフなそうなのでゆっくり古都の楽しむにはもってこいの季節です。

寒い寒い京都ですが、冬の凛とした雰囲気の中での寺社仏閣はワビサビ満点です。

南禅寺名物の湯豆腐やすっぽんの丸鍋などの京料理など冬ならではお料理も

寒いからこその美味です。

京都・南禅寺の冬といえば湯豆腐ですね。

京都の冬の味 丸鍋

 

どうぞ冬の京都へ・・・

京都の旅館 南禅寺・八千代